MENU

【用語解説】野球くじの「非予想系」「非予想型」「BIG型」「ベッティング型」の違いを整理

【用語解説】野球くじの「非予想系」「非予想型」「BIG型」「ベッティング型」の違いを整理

こんにちは!「野球くじ研究所」の所長、球研 所長(きゅうけん しょちょう)です。

野球くじのニュースを追っていると、「非予想系」「非予想型」「BIG型」「ベッティング型」と、似たような言葉がたくさん出てきますよね。

「結局どれが同じで、どれが違うの?」と迷った方も多いのではないでしょうか。

今回は、野球くじまわりの用語を、早見表を使って整理します。(2026年10月6日時点の情報です。制度は未確定のため、報道ベースでお伝えします)

この記事の結論

「非予想系」と「非予想型」は、報道上はほぼ同じ意味で使われています。購入者が試合結果を予想せず、コンピューターが無作為に選ぶ方式のことです。BIG型はその代表例で、ベッティング型は自分で予想して賭ける方式なので別物です。現時点の報道では、野球くじは「非予想系」に限って検討が始まった段階で、詳細は決まっていません。

目次

1. 先に結論:用語の違いが一目でわかる早見表

スクロールできます
用語試合結果の予想当せんの決まり方代表例野球くじでの位置づけ
非予想系しないコンピューターが無作為に選んだ結果と一致するかで決まるサッカーのBIGなど検討の対象(報道ベース)
非予想型しない同上(表記ゆれ)同上同上
BIG型しないコンピューターが選んだ結果との一致toto BIG非予想系の代表的な形
ベッティング型自分でする予想の的中に応じて払戻し海外のスポーツベッティングなど今回は対象外(報道ベース)

ポイントは「購入者が予想するかどうか」です。この1点を押さえると、用語の整理がぐっとラクになります。

2. 「非予想系」と「非予想型」は同じ意味?

結論から言うと、報道を見る限り同じ意味で使われていると考えてよさそうです。

2026年7月16日のオーナー会議を伝える報道では、NPB事務局長が「自分で勝敗を予想するものではなく、コンピューターが無作為に勝敗パターンを選択する」方式に限定すると説明したと伝えられています(熊本日日新聞)。

デイリースポーツは「非予想系」という表現で報じました。

一方、2018年にスポーツ議員連盟が示した案を伝えるデイリースポーツの記事では、「非予想型」という表現が使われています。このように、媒体や時期によって「系」と「型」の表記ゆれがあるようです。

なお、私が確認できた範囲では、どちらかが公式の正式名称だと定められている資料は見つかっていません。

ニュースで見かけたときは「予想しない方式のことだな」と読み替えて問題ないと思います。

3. 「BIG型」とは?非予想系の代表例

「BIG型」は、サッカーのスポーツ振興くじ「BIG」のような方式を指して使われる言い方です。

日本スポーツ振興センターの資料によると、スポーツ振興くじには、自分で勝敗を予想する「予想系」(toto、mini totoなど)と、コンピューターが結果を選ぶ「非予想系」(BIGなど)があります。

BIGは14試合を対象に、コンピューターが選んだ結果の一致数で当せんが決まる仕組みです。

つまり、BIG型は「非予想系の具体例」です。

「非予想系」は仕組みの大きな分類名、「BIG型」はその代表的な商品の形、と整理するとわかりやすいです。

2018年の報道でも、スポーツ議連が示した方法として「サッカーBIGのような非予想型」と紹介されていました。

BIG型のメリット・デメリットやファンの声は、野球くじが「自分で予想できない」理由とメリット・デメリットを解説した記事で詳しく紹介しています。

4. 「ベッティング型」とは?予想して賭ける方式

「ベッティング型」は、購入者が勝敗や得点などを自分で予想し、その的中に応じて払戻しを受ける方式を指す言葉として、この記事(と当サイト)では使っています。海外のスポーツベッティングが近いイメージです。

注意したいのは、ここでの「ベッティング型」は、報道で厳密に定義された用語ではなく、仕組みの違いを説明するための呼び方だという点です。実際、選手会は予想して賭ける方式に反対の立場を示していると伝えられています。

なお、日本のtotoは「予想系」ですが、スポーツ振興くじという国の制度に基づくものです。

「予想する=ベッティング型」と単純に言い切れない部分もあるため、ここは区別して読む必要があります。詳しい背景は、「ベッティング型と非予想系の違いを解説した記事」をご覧ください。

海外の実例(アメリカ・MLB)については、海外の野球ベッティング事情の記事で紹介しています。

5. 野球くじはどの型になりそう?現時点の見通し

では、野球くじはどの型になりそうなのでしょうか。

報道によると、2026年7月16日のオーナー会議で、スポーツ振興くじの対象にプロ野球を加える検討が了承されました。このとき、検討の対象は「非予想系」に限られるとされています。背景には、競技人口の減少に対応するための、野球振興の財源確保があると伝えられています。

ただし、あくまで「検討を始める」という段階です。発売時期や具体的な方式、法改正の見通しなどは、現時点で明らかになっていません。今後の動きは、報道や公式発表で確認していく必要があります。

最新の動きは導入検討のニュースまとめで、法改正が必要な理由は法改正の解説記事で確認できます。

6. 用語でつまずきやすいポイント

最後に、混乱しやすい点を3つ整理します。

  • 「非予想」でも「予想」は関係ある?
    非予想系でも、購入者が試合に当てはめるのは「結果の組み合わせ」です。自分で勝敗を考えない、という意味での「非予想」だと考えるとわかりやすいです。
  • totoとBIGの違い
    totoは自分で勝敗を予想する予想系、BIGはコンピューターが選ぶ非予想系です。くじの種類名や購入単位は商品ごとに異なり、変更されることもあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
  • 「くじ」と「賭博」の違い
    スポーツ振興くじは法律に基づく公営の制度で、収益は地域のスポーツ振興などに使われます。NPB事務局長も、くじは賭博とは異なる位置づけだと説明したと伝えられています。

野球界が長く賭けや八百長に慎重だった理由は、野球くじがなぜ今まで無かったのかを解説した記事で整理しています。オーナーと選手会の協議の様子は、初会談の解説記事もあわせてどうぞ。

その背景にある1969年の事件の詳細は、黒い霧事件とはの記事で解説しています。

7. よくある質問

「非予想系」と「非予想型」はどちらが正しい表現ですか?

どちらも報道で使われており、意味はほぼ同じです。私が確認した範囲では、どちらかが公式の正式名称と定められた資料は見つかっていません。2026年の報道では「非予想系」、2018年の報道では「非予想型」という表現が見られます。

BIGは野球くじの「非予想系」と同じものですか?

BIGは非予想系の代表例です。ただし、野球くじのBIGが発売されると決まったわけではありません。現時点では、非予想系に限って導入が検討されている段階で、具体的な商品や方式は決まっていません。

野球くじはいつから買えますか?

現時点では未定です。2026年7月のオーナー会議で検討が了承された段階で、発売時期は公表されていません。最新の情報は、導入検討のニュースまとめで随時確認できます。

ここまでの用語や、決まっていること・未定のことを一覧で確認したい方は、野球くじ総合まとめもあわせてご覧ください。

8. まとめ:球研 所長の考察

今回のポイントを整理します。

  • 「非予想系」と「非予想型」は、報道上はほぼ同じ意味(表記ゆれ)
  • BIG型は非予想系の代表例で、コンピューターが結果を選ぶ方式
  • ベッティング型は、自分で予想して賭ける方式で別物
  • 野球くじは、現時点の報道では「非予想系」に限って検討が始まった段階
  • 発売時期や具体的な方式は未定

球研所長として感じるのは、用語の違いを知っておくと、ニュースの見え方が変わるということです。

「予想するのか、しないのか」という視点を持つだけで、今後の報道もぐっと読みやすくなるはずです。

制度は今後変わる可能性がありますので、新しい動きがあれば、この記事も更新していきます。

参考にした情報源

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次