こんにちは!「野球くじ研究所」の所長、球研 所長(きゅうけん しょちょう)です。
「野球くじって、結局いまどうなっているの?」と気になって、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
当サイトは野球くじを19本の記事で追ってきました。このページは全体の入口です。気になる節だけ読み、詳細は個別記事へどうぞ。
(更新日:2026年10月21日。報道ベースの情報で、制度は変わる可能性があります)
この記事の結論
- 野球くじはまだ始まっていません。報道によると、2026年7月16日のプロ野球オーナー会議で、スポーツ振興くじの導入を「検討する」ことが決まった段階です。
- 検討の対象は、コンピューターが勝敗を無作為に決める「非予想系」に限るとされています。自分で勝敗を予想して賭ける方式(ベッティング型)とは一線を画す前提です。
- 発売時期、1口の値段、収益の配分は現時点では未定です。実現には法整備が必要とされる、と報じられています。
- 動きがあれば、このページの「決まっていること・未定のこと」を更新します。
1. まず時系列で整理:何がいつ起きた?
野球くじの話は、今回が初めてではありません。報道で確認できる範囲では、次の流れです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1969年 | 「黒い霧事件」(プロ野球の八百長事件)が起きる。のちの野球くじ議論でも引き合いに出される |
| 2015年 | 野球くじの要請がオーナー会議で否決されたと報じられる。同年に野球賭博問題が発覚し、議論が止まった |
| 2018年 | 超党派の議員連盟が非予想型(BIGと同様の方式)の方向性を示し、NPBと12球団が導入検討を始めたと報じられる。その後は見送られたと報じられている |
| 2026年7月16日 | オーナー会議で、次世代の野球振興のためスポーツ振興くじの導入を検討することが決まる。「非予想系」限定 |
| 2026年7月(報道は7月29日付) | オーナーと選手会が直接協議。選手会の近藤会長がベッティングに反対する姿勢と報じられる |
2015年と2018年にも議論はあったものの、いずれも見送られたと報じられています。今回は議長のDeNA・南場智子オーナーが「異論を唱えるオーナーはいなかった」と説明したと報じられています。
詳しい経緯は次の記事にまとめています。

黒い霧事件そのものは黒い霧事件とはで、2026年7月の最初のニュースは野球くじの最新情報で読めます。
2. 「非予想系」とは?一言でいうと
非予想系とは、購入者が試合の勝敗やスコアを予想するのではなく、コンピューターが勝敗パターンを無作為に選ぶ方式のことです。
サッカーのtoto・BIGのうち、BIGに近い方式とされています(報道では「非予想型」と書かれることもあり、ほぼ同じ意味で使われています)。
反対に、自分で試合結果を予想してお金を賭ける方式が「ベッティング型」です。八百長や不正への懸念から、選手会などは慎重な姿勢を示していると報じられています。
用語の違いは表にすると分かりやすいので、整理した記事を用意しています。

メリット・デメリットは非予想系のメリット・デメリット、ベッティング型の詳細はベッティング型とはで解説しています。
3. 決まっていること・未定のこと(2026年10月時点)
このページの中心になる早見表です。「決まっている」と書いたものも、あくまで「検討する」という段階のことで、発売が決まったわけではありません。
| 項目 | 現時点の状況 |
|---|---|
| 導入の検討 | 決まった:2026年7月16日のオーナー会議で検討開始 |
| くじの方式 | 非予想系に限る方針(報道ベース)。ベッティング型は前提から外れる |
| 目的 | 競技人口の減少や中学部活動の地域移行を背景に、指導者育成や競技の裾野拡大に必要な財源を確保すること |
| 発売時期 | 未定。報道に具体的な時期は示されていない |
| 1口の値段・当選金 | 未定。toto・BIGを手がかりにした試算は個別記事で紹介 |
| 収益の配分・使い道 | 未定。野球専用の枠や受け取る団体は決まっていない |
| 必要な法整備 | 日刊ゲンダイの報道では、スポーツ振興投票法の改正などが必要とされる。具体的な日程は未公表 |
| 買い方・販売場所 | 未定。現行のtotoの買い方をもとにした予想記事あり |
「いつから買えるのか」は、報道に時期の記載がなく未定です。予想と事実を分けて読んでください。
4. 疑問別ナビ:知りたいことから個別記事へ
気になる疑問をクリックして、詳しい記事へ進めます。
| 知りたいこと | 読む記事 |
|---|---|
| 最初のニュースを知りたい | 野球くじの最新情報(NPBが導入検討へ) |
| なぜ予想できないの? | 非予想系のメリット・デメリット |
| 用語の違いが分からない | 用語解説:非予想系・非予想型・BIG型・ベッティング型 |
| ベッティング型とは?なぜ慎重論? | ベッティング型とは |
| 昔はなぜ実現しなかった? | なぜ今まで野球くじは無かったのか |
| 黒い霧事件って何? | 黒い霧事件とは |
| 法律はどうなる? | 法改正が必要な理由 |
| オーナーと選手会は何を話した? | オーナーと選手会の直接協議 |
| ファンの賛否は? | 導入への賛否両論 |
| toto・BIGと何が違う? | toto・BIGと野球くじの違い |
| 競馬・宝くじとは? | 競馬・宝くじとの違い |
| Bリーグの前例は? | Bリーグの前例 |
| 1口はいくら?当たる確率は? | 野球くじの値段 |
| 最高当選金は? | 最高当選金の試算 |
| 税金はかかる? | 当選金の税金 |
| どこで買える? | 販売場所の予想 |
| 収益は何に使われる? | 収益の使い道 |
| 球団・推しにメリットは? | 推し球団へのメリット |
| 海外ではどうなっている? | 海外の野球ベッティング事情 |
5. 野球くじの議論で押さえたい3つの論点
19本を書いてきて、議論の中心は次の3つに集約されると感じています(所長の整理です)。
- 八百長・不正をどう防ぐか。黒い霧事件や2015年の野球賭博問題の記憶があります。勝敗を予想して賭ける形には、どうしても慎重論が出ます。非予想系に限る方針は、この懸念への答えと見られます。
- 法律をどう整えるか。スポーツ振興くじは法律で対象競技が定められた制度です。日刊ゲンダイの報道では、野球を加えるにはスポーツ振興投票法などの改正が必要とされます。
- 集まったお金を誰がどう使うか。目的は野球振興の財源確保と報じられていますが、専用枠や受け取る団体は、これから議論される段階です。

6. 今後チェックしたい4つのポイント
ニュースが出たときに、どこを見ればよいかをまとめます。
- 発売時期の言及:NPBの発表や報道に、具体的な年度が出るか
- 法改正の動き:国会や文部科学省・スポーツ庁などで議論が始まるか
- 選手会・アマチュア団体の反応:野球界全体の合意が進むか
- 1口の値段と配分:野球側の専用枠が示されるか
発売時期・法改正・合意・配分のどれかが動いたら、当サイトで関連記事を更新していきます。
7. よくある質問
- 野球くじはいつから買えますか?
-
現時点では未定です。報道によると、2026年7月16日のオーナー会議で「導入を検討する」ことが決まった段階で、具体的な発売時期は示されていません。
- 野球くじでは試合の勝敗を自分で予想できますか?
-
検討されているのは、コンピューターが無作為に勝敗を決める「非予想系」に限る方針と報じられています。自分で予想して賭けるベッティング型は、前提から外れています。
- 野球くじの実現には法改正が必要ですか?
-
日刊ゲンダイの報道では、スポーツ振興投票法の改正や政令・省令の改正など、法整備が必要とされています。ただし、具体的な日程や内容は現時点で公表されていません。
- 野球くじの収益は何に使われますか?
-
報道では、野球競技者人口の減少などを背景に、指導者育成や競技の裾野拡大に必要な財源の確保が目的とされています。具体的な配分や専用枠は未定です。
8. まとめ:球研 所長の考察
野球くじは、まだ「検討を始めた」段階です。2015年と2018年は見送られました。2026年は、検討入りに異論が出なかった点が違うと私は見ています。ただし、実施への合意ではありません。
一方で、時期・値段・配分・法整備は未定のままです。確かな情報が出るまでは、決まっていることと予想を分けて読むのが安心です。
このページは野球くじの入口として、情報が動くたびに更新していきます。気になる疑問があれば、疑問別ナビから個別記事へどうぞ。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
